Google Colaboratory のバージョン

!python -V
#Vは大文字)

を実行するとバージョンが表示される。2021年6月10日現在は 3.7.10 となっている。

自分のPCにあたらしいバージョンのPythonをインストールしていると、Colaboratoryとの動きが違うことがあるのだが、それはプログラムの中身だけでなく、pipでパッケージをインストールしようとしたときでも、バージョンが違うと「Could not find a version that satisfies the requiremen…」と出てきて、インストールができない。
これはパッケージ名を間違った時や、全く存在しなパッケージを入力したときと同じメッセージなので、何が悪いのかが非常にわかりにくい。バージョンの違いはこういったところにまで影響を及ぼすという話。

Pythonはこのバージョンの整合性を保つという作業に時間と手間を取られる印象がある。ごく少数のライブラリしか使わない場合はそれほど問題ないと思うけれども、プログラム毎に多数のライブラリをインストールして使うとなると、プログラムによってPythonのバージョンを使い分けなければいけないこともある。
それが面倒だと思うし、これを解決しない限り僕のような一般ユーザーには普及しないんではないかと思う。

また、2つのライブラリ同士の相性やバージョンの違いなどで動く動かないといった事態があるので、とても初心者向きではない気がする。それともどのプログラム言語でも同じなんだろうか。

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