インドの商品シリーズ4

キッチン用品

ラップ(サランラップ、クレラップ)

インドではなぜかラップが手に入りにくいです。2025年になってようやく一部の雑貨店で出回り始めました。ただごく一部のお店だけです。そこでは日本のメーカーが作ったやつも購入できます。

Amazon等で買うこともできますが非常に高価(日本の4倍ぐらいの値段)ですし、品質も良くありません。日本のラップは優秀だと思います。

インドのラップは大昔の日本のものに似ています。大きくて、粘着性はまあまあで若干伸び、切りにくいです。

アルミホイルはよく売っているし、ラップより一般的。

ジップロック

売ってはいるが、サイズの選択肢は少ない。海外製の物は高級品。インド製の物は使えない(液体だと漏れる)。使い捨てのジップロックではなく、タッパーのようなものをたくさん購入しておき、使うのが一般的なようだ。使い捨てでないのはよい文化なのかもしれない。

タッパー

よく考えたらフードデリバリーをしても、食事をお持ち帰りしても、使い捨てのタッパーに入れてくれます。実際は耐熱温度も高いし、ある程度は密閉性もあるので使い捨てしなくてもいいのだけど、表面が傷つきやすいプラスチックということもあり、結局使い捨ててしまっています。ラップを節約してもそれで廃プラスチックが大幅に減るわけでもないので、環境のことを考えてラップを使っていない、というわけでもなさそう。

砥石

インドの人がどうやって包丁を研いでいるのかが不明ですが、キッチン用品店等、お店ではまともな砥石は売っていません。キッチン用品店の店員も砥石のことを知りません。お手軽に切れ味が戻るシャープナー(日本でも売っている、刃を通すと両側からセラミックの石が挟み込んで研ぐもの)は売っています。結局それも貝印ですけど。貝印はインドで生産していますし、包丁やハサミ等で一定のシェアはあります。

実はAmazon等で砥石は売ってはいます。ただ、ほとんどの者はサイズが非常に小さいです。スマホより小さいぐらいの砥石で、日本式の研ぎ方だとまともには研げません。また、曲がっていたりするのでその点からも砥石は慎重に選ばなければいけません。日本で売られているような砥石のように見えるものはAmazonで5000円ぐらいで売ってはいますが、これで5000円出して外れだったらと思うと怖いので、購入はしてません。砥石は日本から買ってくるほうが無難ですけど、重いので家財道具一式を持ってくる人でもなければわざわざ持ってくる人はいないだろうと思います。こだわりがなければインド製貝印の包丁を使い捨てるのがいいです。貝印はインドで工場もあるため比較的良い製品が安価で購入できます。

もしくは砥石を手に持って刃にあてて研ぐやり方もあるので、それを試してみるのもいいかもしれません。映画などで戦士がナイフを研ぐ場面等でみられる、刃を固定して砥石を滑らせて研ぐやり方です。なれないと手を切ってしまいそうですが。

包丁

日本の三徳包丁は売っていません。似たようなものにシェフナイフ(牛刀)がありますが、形が微妙に違います。

三徳包丁                                    

シェフナイフ

三徳包丁は日本独自の物なので日本以外では購入できないと考えたほうが良いです。貝印のものもシェフナイフです。

使いこなせばどちらでも使えるようになりますが、三徳包丁と同じように野菜などを千切りにしようとするとシェフナイフだと高さがないので柄とまな板の間で指を挟んでしまうことが多い気がします。

屋台で見る限りだとインド人は大きい包丁でなく小さいペティナイフのようなもので料理をしているように見えます。家庭ではどうなんだろう。

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